
昨今、「物価高騰で生活保護費を引き上げろ」という声が上がっていますが、これには強い違和感を覚えます。なぜなら、日本にはフルタイムでフルに働いても、その実質賃金が生活保護受給額を下回ってしまう「ワーキングプア」が約400万人(※就業構造基本調査等のデータに基づく推計)以上も存在するからです。
朝から晩まで必死に働き、税金や社会保険料を納めている現役世代が、生活保護受給者よりも苦しい生活を強いられている。この「逆転現象」を放置したまま、働いていない層の待遇だけを改善しようとする議論は、明らかに常軌を逸しています。
私たちが目指すべきは、バラマキ型の現金給付ではありません。
自立が困難な方々には、AIやロボットを活用した国営拠点で「衣食住・介護」を一元管理・現物支給する。それによって浮いた膨大な予算を、現役世代の減税や、低賃金で苦しむ若い家族への直接支援に回すべきです。
「働いている人が損をする」今の仕組みを根本から変え、努力が報われる社会を取り戻さなければ、日本の未来は閉ざされてしまいます。

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