
最近、ニュースで「ナフサ不足で供給混乱」という言葉を耳にしませんか?
「原油が高いのは知ってるけど、ナフサってガソリンと何が違うの?」と思っている方も多いはず。
実はナフサは、私たちの身の回りにあるプラスチック、ビニール、合成繊維、塗料、さらには医薬品などの「親」とも呼べる超重要な存在なんです。
■ ナフサは原油の「おいしいところ」
原油を加熱して精製すると、沸点の違いによって色々なオイルに分かれます。
その中でも、ガソリンの原料に近く、化学製品の原料として最も使い勝手が良い部分が「ナフサ(粗製ガソリン)」です。
現在の不足騒動は、中東情勢の緊張(ホルムズ海峡の封鎖懸念など)により、このナフサの輸入が滞っていることが原因です。
■ なぜナフサが足りないと困るのか?
ナフサは「燃料」としてだけでなく、加工されて「エチレン」や「プロピレン」といった化学物質に姿を変えます。
これらが足りなくなると……
• 住宅: 断熱材や配管が作れず、工期が遅れる
• 医療: ゴム手袋やカテーテルが不足する
• 食品: パッケージの印刷インク(溶剤)や袋そのものが作れない
まさに「現代文明の血液」が詰まっているような状態なんです。
一刻も早い供給の安定を願うばかりですね。


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